(1)修行の迷いと悟りを、苦・集・滅・道の四段に分けて説明したもの。 「苦諦(クタイ)」とは、人が苦の報いで生れたこと。 「集諦(シッタイ)」とは、過去の煩悩が苦を招き集めること。 「滅諦(メッタイ)」とは、迷いを消滅させること。 「道諦(ドウタイ)」とは、仏道(八正道<ハッショウドウ>)を修め悟って滅の境地に至ること。 「しだい(四諦)」とも呼ぶ。